クライアントの声

自分と向き合うことが変化につながる

 私は現在、「あなここ」で、リアルに人とのコミュニケーションをとる中で、試行錯誤しながら自分探しをしている途中です。「自分と向き合う」と言葉では簡易ですが、やはり向き合うには相手がいてこそ向き合うことができるんだということ。
 育った環境や成育歴は、人それぞれ全く同じではないので、ノルマ的なカウンセリングや不登校本、セミナー等にどっぷり浸かるというのは、私自身どうかと思うのです。
 自分と向き合うことは自分の過去の見直し、間違いを認め、プライドや今まで積み上げてきたこと、そうやってきた自分の存在に気づき、崩すことになるので正直、つらく苦しいことです。しかし、向き合うことで確実に自分にも子供にも変化をもたらし、本当の自分が得られるということを、私自身が今、実感しています。 (アイトモさん)

人と接する怖さより、喜びの大きさを体験したい

 私は息子の不登校をきっかけに、「あなここ」でセッションを受けるようになりました。自分の身に何が起きているのかさえわかっていない状態からのスタートでした。
 回を重ねていくうちに、私自身が幼い頃から人と触れ合ふれあう経験が少なく、感情を育ててこなかったという自分の成育歴に問題があるということがわかってきました。それが息子との心の交流ができない理由であり、その結果として息子がひきこもってしまったのだということが理解できるようになったのです。
 私自身、約50年近く培ってきた思考の癖を変えていくのは容易ではありませんが、今、地道な努力を積み重ねているところです。 (けいさん)

自分を救い、家族の楽しい時間を取り戻したい

 私が、「あなここ」でお世話になるようになったきっかけは、主人がうつ病になったことが発端です。病院でお薬をもらったり、専門家の援助をうけ、多少元気にはなったものの、今度は、子供たちがどんどん元気がなくなり、とうとう学校に行かなくなりました。
 「私はどこまでがんばらないといけないの?」と途方に暮れていた頃、ネットで書かれてあった記事を読み、もしかしてここならなんとかなるかもしれない、という気持でセッションの申し込みをしました。
 セッションを受けて私が少しずつ変化するに伴い、家族間の風通しのよさを感じられるようになりました。私は、「あなここ」でセッションを受けることは、今からでも自分と家族を自由にして、自分の道を歩いていく基盤づくりだと思っています。 (づかままさん)

自分を変えたい。癖を認め、配列を崩す

 私は、不登校とは関係ありません。私自身が生き辛くて、「あなここ」のセッションを受けています。
 3年以上続けている「あなここ」のセッションでは、私の沢山ある配列を少しずつ崩して貰っています。私の好きな物を模索する中では、今私が持っている物と昔の良い記憶がつながることで、気持ちが緩むのを感じます。すると自分の痛い癖を一つひとつ、認める事が出来ることを経験してきました。
 私は今の苦しい自分を変えたい。家族を私のまだ意識できていない配列と監視から解放したい。以前より楽になっている自分を認めて、自分と向き合って回復していきたいと思います。 (ぽっとさん)

「ぶれない自分」を確定しながら、子どもとの関係を作る

 現在高3の息子は小1で不登校になって以来、行ける時期と行けない時期を繰り返してきました。
セッションを受ける中で、自分の成育歴が自分の思考の癖の根っこにあること、それが子育てに深く影響し、息子の不登校につながっていることがわかってきました。 それでも、理論的な納得はしても、気持ちが納得するまでには長い時間がかかりました。
対話を続けていく中で、少しずつゆるみ、自分の癖を修整していけるようになって、息子は少しずつ動き始めました。 今でも母親がぶれると、子供も不安定に陥ります。私自身、ぶれない自分を確定していくこと、息子との関係を作っていくことは、これからの課題です。 (まるこさん)

方法論では変われない。自分自身の扉を開く

 長男、次男ともに中学受験をさせるために、早期教育に始まり、進学塾に休む暇もないほど通塾させてきました。塾から帰ってきたら塾の宿題。学校の勉強は二の次。その結果、第一志望の学校は不合格。その時、私は長男を責めていました。
 長男も次男も、私のコンプレックスを解消するための道具でしかなかったのです。結果、2人の子供は不登校になり、自分の成育歴を疑い出しました。 親からされてきたことを断片的に思い出し、その同じことを私も子供にしている事実。監視、虐待・・・その闇から抜け出せるのだろうか? 自分自身の重い扉を開く。この作業の大変さ。
 きっと子供が不登校になって苦しんでいる、お母さんが沢山いると思います。そのお母さんたちも、セッションで何かを感じてほしいと思います。 (桃さん)

子どもと向き合う力に

 私の子どもは、中学2年の冬休みから不登校になりました。はじめは部活でのことが原因と思っていましたが、それはただのきっかけに過ぎませんでした。「あなここ」のセッションを受け始めて、子どもの不登校の原因は私にあって、私自身の成育歴からくる歪みが子どもを縛り動けなくさせていることがわかってきました。
 セッションでは、対話を通して自分の持っている癖を見つめていきます。自分が当たり前と思ってやってきたことが我が家だけのルールであったり、悲しい、寂しいといった本当の感情を感じたくないがためにやってきたことであったり、毎回新たな発見があります。
 わかってほっとする時もあれば、今まで自分がやってきたことを否定するような気持ちになって、認めるのが苦しい時もあります。それでも回復を目指そうと思えるのは、自分の親からは得られなかった、時間をかけ本気になって向き合ってくれる人の存在が「あなここ」にあるからです。 (りんでんさん)
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